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Why are ever more artists ditching dealers?

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  • *サマリー:
    アートディーラー(≒ギャラリー)から独立するアーティストが増えている。ART Review Power100 2023年の結果からも権力者がディーラーからアーティストに推移している傾向がみられる。

    イギリスのRachel Jonesも独立した著名アーティストのひとり。ギャラリーの所属アーティストとして作品を発表するのではなく、NPOや美術館・施設から直接受注しコミッションワークとして制作・発表する形をとる。他にも、長年のキャリアを持つPeter Doigも23年のギャラリー所属生活に最近幕を閉じた。

    その動きに乗じて、アーティストエージェントが勢いを増している。タレントエージェントのUTA(United Talent Agency)が2015年にFine Art部門を設立したほか、Frieze親会社傘下のWMEや、CAAなどもアーティストの獲得に名乗りを上げる。
    主な領域は映画・TV産業でのプロジェクトだが、法人やブランドパートナーとのクリエイティブ案件も近年増加中だという。

    独立系ブティックエージェンシーも増えている。フランス人ビジネスウーマンが設立したMTArt、イギリスの元ギャラリストが設立したSouthern & Partnersなど。さらに、個人でエージェントを務める動きも出ている。その多くはコレクターやアーティストマネージャー出身者だ。

    エージェントは重要な仕事であるマーケティングやPRに携わるだけでなく、大手企業や組織との交渉においてもアーティストをサポートする。

    イギリスの彫刻家・Nick Hornbyが関わったパブリックアートの案件も脱ギャラリーが功を奏した例に挙げられる。いわく、公共空間での制作にはエンジニアをはじめ多数の専門家をまとめる複雑なプロジェクトマネジメントが必要で、これらはギャラリーの専門外であること。プロジェクトを実現するためにも、アーティストがコレクターや資金提供者と直接つながることが大切だと述べている。

    もちろん良い面ばかりではない。制作以外のプロジェクトマネジメントやビジネス判断にも関わることになるし、アイデア・思索・夢を描くことに純粋に100%の時間を投じることは難しくなる。より多くの自由を手に入れられるが、その分プレッシャーもあるようだ。


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