千葉県「週休3日制」導入へ 柔軟な働き方で離職防止や優秀な人材確保
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公的機関にも「フレックス勤務」、そのための「コアタイム」が設定されたことは、ダイバーシティの推進をすすえているものとして大変好意的に受け止めています。
実はフレックス勤務の歴史はかなり前から始まっていて、国内では1987年に労働基準法が改正され、1988年4月に改正法が施行されたことが始まりです。したがって、約35年の時を経て、柔軟な働き方を推し進めるために行政が取り入れていった形になります。
とはいえ4週間単位の総労働時間(155時間)は維持したままなので、柔軟に振替しやすくなった反面、職員の睡眠時間や休息に悪影響を及ぼさないかは心配な部分があります。病気やその他の事情との両立はしやすくなる一方で、子育てや介護などを抱えていると相対的な可処分時間がなくなるので、正直1日8時間勤務・週40時間勤務がかなりきついのではと思う場面は経営していると多く見受けられます。
給与をキープしたまま、労働時間を減らすのは労働コストをあげることとイコールなので慎重ではありますが、弊社としてはさまざまなケア対象をかかえる就労者の労働時間の配分における最適解は1日約7時間/週休3日/週30時間のフレックスだと感じているのでそこを目指して頑張っていきたいとゆるやかな決意表明です。
注目のコメント
公務員は人材不足となっており、さまざまなライフステージに対応できていなかったりすることがボトルネックとなっています。
フレキシブルな働き方を許容することは優秀な人材の採用とともにリテンションに効果があります。民間や他自治体との競争になりますので、よりよい自治体サービスを受けたいのであれば、公務員の柔軟な働き方を市民の皆様も許容したほうが、実はメリットがあると考えます。総労働時間変わらずで調整できる仕組みは、可能性を感じる。
今クールでやってるドラマの不適切にも程があるに、最近すごくハマっているのですが、その中でも阿部サダヲ演じる小川先生が、一話の中で、「そんなんだから時給、全然変わってないんじゃないの?(38年間で)」というフレーズが好きで。
週休三日の動きとかもある中で、便利になった世の中では実は生産性は上がってる風で工夫の量は減っており、オペレーションに加えて産み出される付加価値の総量自体は減っているのではという気も、団塊世代の人のお話を聞いてて思ったり。
総労働時間が変わらず、より工夫を進める仕掛けとして、いろんな効果がありそうで、楽しみです!