日テレ、「セクシー田中さん」原作者死去で社内特別調査チーム「多大なる心配、深くお詫び」
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日テレは社内調査チーム、小学館も内部調査というところに、なぜ第三者委員会ではないのかという疑問を感じます。現在は企業ガバナンスは大変厳しく、このような問題があれば迅速な調査、それも人ひとりがなくなっているのですから第三者による調査がなされるのが妥当と思います。一般企業ならまずは株主総会で厳しい糾弾があったり、海外の機関投資家の「人権」課題に対する厳しい目線もあります。企業倫理の問題としてテレビ局のガバナンスが弱いのではという懸念があります。テレビ局には外資規制などの特権があります。「外国人投資家が20%以上の議決権を持つと放送を行えなくなる」という規制で、テレビ局は「物言う株主」などから守られており、また経営陣も買収危機にあわず、安定した経営ができる。他社の経営陣から見ると「特権」なのです。しかしその分、権力が腐敗しないかという課題もあり、経営者には高い企業倫理が求められるのです。
注目のコメント
直後に発表したコメントとずいぶん温度が変わりました。当初は、誰も悪くはない、ボタンの掛け違いで残念なことが起きたといったトーンでした。もっと深読みすれば、誰も悪くないのだからこの件はここで終わり、少なくとも私はそのような印象を受けました。しかし、悪意はなくとも、結果についての責任は引き受けなければならない。調整役が調整に‟失敗”したのだから。今回のコメントは、そう読めました。この変化は、組織の良心だと信じたいです。
今の現状からすると、調査チームが仮に『日テレも小学館も脚本家も何ら問題なかった』とかいう結果を出すと、誰もそれに納得できない状態な気がします。
みんな冷静じゃない。みんな、自分の中でストーリーを作っちゃってるから、それと合わないと調査報告が信用されない。
調査結果が信用されない恐れがあると、調査自体が歪む可能性があるんだよね。。。個人的にはそれが気がかり。
まぁ、そうなったのは日テレ自体に非がある。原作者の方が亡くなられてしまった直後のコメントで調査チームによる調査を行うことを表明していたら、全然違う状況だったろうに。
リスクマネジメントの失敗です。