ジョブ型でもメンバーシップ型でもない…仕事への熱意が"世界最低レベル"の日本人に最適な第3の働き方
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海外のジョブ型での経験上、両方の世界がわかるがゆえに、この結果は仕方がないように思います。
日本では雇用が守られており、仕事を失うという危機感もグローバルと比較すると非常に低いため、全ては相関関係にありますね。
最近、リスキングが続かないという話をよく聞きますが、これも関係しており、欧米では仕事に対する危機感があるがゆえに、リスキングは重要です。
例えば、アメリカの大学には現状からさらにキャリアアップしたいという理由で、社会人や専業主婦、中にはシングルマザーで仕事と子育てをしながらという方も多くいました。
たかが仕事、されど仕事。どうせ仕事をするにならば、熱意が高い方が楽しい仕事へつながりますね。「熱意」というところが、日本語とその他の言語ではだいぶ捉えられ方が違うのではないか、というようにも思えます。日本語だとだいぶハードルが高い言葉のような気もしますので、やる気がない、と言ってしまっていいのかは怪しいところです。いろいろな国の人たちと仕事をしてきましたが、少なくともやり切る、チームで仕事をする、という点では責任感は概して高い人が日本には多いのでは?とは肌感覚では思います。
また、オペレーター的な仕事も得意な文化なのではないかと思われます。それは服装や髪形なども含めて平均化してしまって、全体として処理能力を向上させる教育が背景にあると考えます。オペレーターに「自営型」や「熱意」を求めるのは少し酷だとも思います。
さらには海外では解雇もありますので、それなりに緊張感を持ってスキルアップをしながら仕事をしないと給料が単純に上がらない、という事情もありますね。
どのように働き、どのように生きていくのかはそれぞれで、絶対的な良い働き方はありませんので、それぞれの価値観で働けばよいと思っています。一方で、国や会社などはどう働いたら発展するのかのビジョンを持つことも大切な時代だと感じます。働き方改革、という言葉が出てきてからずっと私は言っていますが、企業に雇用されている限りは『働かせ方改革』を受ける身になるだけなので、個々人がみんな企業して個人事業主になるのが、本当の働き方改革になることだと思っています。
で、個人事業主になるほどの意志が無い、スキルがない人は現状のように企業に雇用される(その代わりに、働き方に自由があまり無い)。
ジョブ型とかメンバーシップ型というのはどちらも雇用の話ですが、そもそも雇用する・されるというのが当たり前という前提がこれからの時代では無くなっていくと思いますし、働き方改革を真に行うのであれば、その方向に持っていくべきだと思います。
個人事業主として独立できた人は、企業と業務委託・受託の関係で仕事をし、成果に応じて報酬を貰うカタチになる。個人事業主なので働き方は自分のやりたいようにやれる。