神田財務官、円安進行「悪影響」 「投機的な動き」と警戒感
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ドル円レートの150円台が定着してくると、日本の通貨当局からの為替介入の警戒感も強まることになるでしょう。
加えて、今回米国の早期利下げ期待が後退して円安が進んだことにより、日銀もマイナス金利解除に動きやすくなったといえるでしょう。
そしてこうした動きは、いずれも日経平均ベースで3万8000円台を回復した日本株には逆風となることには注意が必要です。デフレと低インフレが長く続いた日本の円は、高くなり続けてこそ購買力が維持できるのです。その円が逆に安くなったのは、日銀と政府が組んで円の価値の毀損策を積極的に進めたからで、そこにインフレ圧力と貿易赤字の拡大が加わったのだから堪りません。当局が介入を匂わせて牽制するのは分かるけど、その程度のことでどれほど効果があるものか・・・ 日本人が外国に出て感じる物価と外国人が日本に来て感じる物価を均衡させるには90円台から110円台くらいである必要がある円ですが、さてどういうことになるものか (・・;