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東京でスギ花粉の飛散始まる 過去10年の平均より6日早く 都内の飛散量は去年の8割程度との予測に

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    鼻炎の症状に対しては、ステロイド点鼻薬が最も有効で(飲み薬より)副作用の少ない良い選択肢です。目の症状がある場合には、これと点眼薬を組み合わせることで有効な治療法になります。

    抗ヒスタミン薬の飲み薬はその両方をカバーする良い選択肢ですが、集中力が下がる、眠気が出る、だるいなどの副作用が日中のパフォーマンスに影響を与える場合があります。特に持病のある高齢者では、こうした影響が強く出て、認知機能に影響を与える場合もあるため、その使用に問題がなければ前者が推奨されます。

    また、重い症状のあった私がニューヨークに転居して以降「花粉症が完治した」ように、原因となる花粉を回避する予防法も有効です。

    一方、花粉症の症状にセレスタミンのようなステロイドが含まれる飲み薬を処方されているケースを目にしますが、副作用リスクが高く、突然の中断で重篤な合併症を起こす可能性もあることから、上記のような治療をまず十分行う必要があります。


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    専修大学 商学部教授

    寒さが和らぐうれしさとともに、花粉症をお持ちの方には憂鬱な季節がやってきます。シーズンの飛散量に影響を及ぼすとされる因子が、前年の夏(特に7月頃)の気温と隔年現象の2つと言われます。また、そのうち、日ごとの飛散量に影響を及ぼす因子が風速(早い方が多い)と天候(雨だと少ない)の2つと言われます。

    花粉症は免疫応答反応の一種により起こっており、対処するための医薬品には弱めの免疫抑制作用をもつものが用いられます。主に以下のような種類の医薬品が治療や予防的に使われています。

    1 抗ヒスタミン薬:ヒスタミンが受容体に結合する前に結合してヒスタミンをブロックすることでヒスタミンの作用を抑えますが、副作用である中枢抑制(眠気など)や抗コリン作用(口渇など)が起こりやすいとされます。これの回避のために、血液から脳に移行しにくい改良型も開発されていますが、完全に回避することは難しく、自動車の運転が禁止されている薬剤もあります。

    2 ステロイドホルモン系:免疫抑制剤として欠かすことができないステロイド薬は、もともと副作用が多い医薬品です。花粉症に対しては、全身への副作用を避けるために、点鼻スプレーや点眼剤で局所用として多く用いられています。

    3 抗ロイコトリエン薬:ロイコトリエンは、アレルギー反応によって出てきますが、ロイコトリエンは放出されるのにヒスタミンより時間がかかるので、それを抑える医薬品も効果を発揮するためには時間がかかります。中枢作用が少いため、眠気を伴いにくいことが最大のメリットとされています。予防的に使われるものは、このタイプの医薬品が多いと思います。

    医薬品は種類別に得意不得意があり、上記は状態にあわせて使い分けられています。ただし、花粉症で症状が特に重い場合は、(全身用)ステロイド剤(内服等)が用いられることもあると思います。


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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    すでに花粉を感じ始めている方はいらっしゃいます。花粉症は辛いだけではなく、仕事の効率をいちじく下げるため、早めの対策が重要です。


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