【ニトリ】正念場の似鳥会長が語ったこと
NewsPicks編集部
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スタバやナイキ、あるいはソフトバンク、ニデック、ユニクロもそうですが、創業者の復帰はままあります。そして大体の場合業績は上がります。おそらくそろそろ80歳を迎える似鳥昭雄氏もそうでしょう。松下幸之助氏は同居していた孫の名前を知らなかったという話がありますが、創業者の執念といいうかコミットは本当にすごい。
円安に触れると1円で20億円のマイナスになると言われているニトリが、向かい風の中でも堅調数字で、びっくりしました。
とはいえ、国内は中長期的にはそこまで伸びないマーケットであるため、海外をいかに取りに行けるかがより重要になっていくでしょう。
そのための事業会社ニトリの社長交代でした。
来期には110店舗海外でオープンするそうなので以降の、海外売上の増加幅がどれほどか注目したいです。34期増収増益が途絶えるとしても素晴らしい業績です。ただなんとなく残念なのは、結局創業者が再登板するような印象を受けること。ああ、ニトリさんもか…という気持ちになりました。そして、「海外展開」が大きなポイントではあるものの、「海外」とは日本以外であり、とんでもなく範囲が広い。アジアなのか、北米なのか、EUなのか、アフリカなのか。日本国外での事業展開が必須なのは確かですが、どの地域なのか語られずに、このような記事でも「海外」と括ってしまうことの多さに、日本人が日本から外に出た時に商売がうまく行かないことが多い遠因があるように思います。