「日本は民主主義の生みの親、力を貸して」政権から迫害受けるカンボジア野党党首が訴え
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「日本はカンボジアの民主主義の生みの親」というのは大げさではなく、1990年代の国連カンボジア暫定統治の時期に、日本は資金面でも人員面でも中心的な役割を果たし、内戦後初の総選挙が実施されて政権ができるまでは、大きな貢献を果たしました。
その後、カンボジアではフン・セン親子の人民党が政権を独占するようになり、26年が経ちました。
今では、カンボジアは中国の圧倒的な影響下にあり、政治的にも経済的にも中国に近い国になっています。
日本は、今でもカンボジアに対してそれなりに援助し、日本企業も進出していますが、中国に比べると影響力は限られています。カンボジアの内政に影響を与えられるような力はありません。
逮捕されたり海外逃亡したりして、もはや選挙で1議席も取れないカンボジアの野党としては、日本に中国に対抗して介入してほしいのでしょうが。