今、ハイブランドが男性芸能人を起用し出した3つの理由
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逆に「若者層にハイブランドとしてアプローチしにくくなった」背景があるかと思います。
ちょっと前までは雑誌に出稿していたのが(ついでに編集記事にもがんがん取り上げてもらっていたのが)、今だとSNS広告やウェブメディアへの出稿となり、いずれも「憧れのブランドイメージ」を醸成するのには不向きな側面があります。
このため各ブランドがこぞって原宿や六本木で展示会を開いたり、ラグジュアリーな(でも若者でも背伸びしたら足を運べるよな)カフェを運営したりと、手法としては割と横並びでプロモーション、ブランディングを展開してきました。
アンバサダー起用はその一環で、今後も定着していくのではないかと思います。
ジェンダーレスの潮流に合わせたユニセックスアイテムは、売り手からすると品番やSKUを減らせるので収益性の向上や在庫リスク低減の効果も併せ持ちます。
僕もあんまり気にせず女性ものも着ますが、シルエットに遊び心のあるアイテムは女性のシルエットに合わせて作られていることが多くどうしてもイメージがちぐはぐになったりするのでご注意ください。記事で取り上げられているようなストレートなシルエット、ロング丈からチャレンジするのが無難です!ハイブランドの収益向上が発端だとしても、ジェンダーレスファッションの隆盛はファッション好きとしては嬉しいですね。
古風な日系大企業のサラリーマンをやっているといつも感じるのですが、
・いつクリーニングに出したかわからないスーツ
・汗とシミのついたネクタイ
・肩付近のフケが付いているジャケット
・ヨレヨレのシャツ
・ソールが削れメンテナンスもろくにされていない革靴
これがビジネスマナー?でしょうか。ジェンダーレスの流れは、ビジネスシーンにおいてもクールビズに続く起爆剤になるはず。スカート愛用家としてその流れを期待せずにはいられません。「ジェンダーレス戦略で先行していた中国」
確かに中国人のお友達で男性で完璧にハイブランドを着こなしている方がいます。エルメスやディオール、シャネルなどの今までは女性向けだと思っていたようなバッグを日常的に持っていて、それもとても似合っているのです。そういうお友達を見て、素敵なバッグ・着こなしだな、と思うことが私自身ありました。何かを良いなと思うのに性別は必ずしも関係があるわけではないことを実感しました。