【新発見】マウスの体内に天然の「遺伝子治療薬」があった
NewsPicks編集部
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サイエンスの面白さや奥深さを最新のトピックスを通じて伝える連載「ディープな科学」。今回は、RNAにまつわる新たな研究成果を紹介します。
RNAといえば、タンパク質をコードする遺伝子から転写(コピー)されたメッセンジャーRNA(mRNA)がまず思い浮かびますが、今回の主役は、タンパク質をコードしていない「ノンコーディングRNA」です。そしてこのノンコーディングRNAにはものすごくたくさんの種類があり、その多くが、mRNAに引けをとらない活躍をしているのです。
今回の研究成果は、新たなRNA医薬の開発にもつながるかもしれない、という点もさることながら、生命システムの巧妙さを知る上でもとても興味深い内容です。同時に、中川教授のわかりやすい解説で、「スプライシング」や「レトロトランスポゾン」といった、分子生物学用語を学べる内容にもなっているので、ぜひご一読ください。ここ数年以内に遺伝子的なアプローチは、健康美容の分野で急速に普及するはず。
4.5SH RNAかっこいいな...🥹でもマウスってほぼ100%が癌で死亡するんだよね。
遺伝子を修正するんじゃなくて、情報がタンパク質としてコードされる途中で修正するのね。この遺伝病が子孫に遺伝しないようにする方法はないんだろうか。