紅海経由のコンテナ輸送、攻撃激化で30%減 IMF
コメント
注目のコメント
主要コンテナ船社については,紅海の情勢が少し長引くことを想定しつつ動いているように見えます.
今後,コンテナ輸送で心配になってくるのがアジア側のコンテナ不足です.ヨーロッパや北米東岸から帰ってくる船も迂回しているため,スピードは上がっているにしても時間はかかります.
なかでも日本を含む北東アジアは航路の端であることから,タイやベトナムは中国やシンガポールといったメインルートから少し外れて寄港することになるため,影響が出やすいとみられています.2023年の11月中旬から続くフーシ派による商船攻撃はサプライチェーンへの脅威となりそうです。地理的に近いこともあり、ECBのラガルド総裁はインフレ上振れリスクの一つに挙げています。コロナ下で一時4近辺まで上昇したグローバルサプライチェーンプレッシャー指数(プラスになるほど物流に負荷、NY連銀算出)は、2023年半ばには▲1付近にまで低下しましたが、再び0付近まで上昇してきております。コロナ下では一時5000まで上昇したバルチック海運指数(1985年1月=100、海上運賃の動向を示す)は今のところ1500付近ですが、今後上昇する可能性には留意したいところです。
結構影響受けてて、ウチも中南米の見積り取るのになかなか船会社からの情報出てこなくて驚きました。パナマとスエズのダブルリスクは貿易事業者には当面厄介な問題になるかもしれない。