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【野中郁次郎】君も新たな「日本的経営」創造の担い手たれ

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks ジャーナリスト

    昨年、イチロー氏が、「叱ってくれる人がいない」ことが今の若い世代が逆に「酷」だという旨の話をしていたことが話題になりました。私自身、とても印象的で時々ふと思い起こします。

    一方で、昭和から令和へタイムスリップし、コンプラ意識ゼロ、不適切発現のオンパレードを繰り広げるドラマが人気を博しているようです。

    したがって、過去の昭和時代が良かったわけではないものの、「失われた何か」はあるのだろうなと思っています。

    関連して、ずっと気になっていたことがあります。それは名著「知識創造論」の冒頭で、

    不確実性の世界で生きてきたことが、日本企業に幸いし、変化を予測しながら、過去の成功体験を捨て去る潔さで未来を構想してきた。

    と書かれているのです。

    これまでも、
    ・昭和時代はハード中心で「作れば売れた」
    ・韓国や台湾、中国などのライバルが不在で、欧米企業だけ見て戦えばよかった
    →つまり、今よりも貧しかろうとも、未来が見通しやすかった。

    しかし、30年くらい前から、デジタル技術の誕生などによって「不確実性」の時代に入った
    そして不確実性に弱い日本企業は競争力を失った

    と耳にタコができるほど聞かされてきました。(皆さんもそう聞かされていると思います)

    こうした一見「分かりやすい」前提が、実は「不正確」かもしれないということです。
    そんな問題意識を持ちながら、あの野中郁次郎さんにお話を聞く機会をいただきました。


注目のコメント

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    パブリックアフェアーズ・コンサルタント

    インタビュー記事には、はっとさせられる箇所が多くあります。

    ●「「無意識も含めた身体感覚からしか知は生まれない」ものだと考えます。
    したがって、私の知識創造理論では、「分析する前に、まずは感じる」ことを重視します。」

    ●「だから、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のようなキャンペーンや、人をモノやカネとして扱っている「人的資本経営」などの流行に振り回されるのは、いいかげんやめたらどうでしょうか。」

    ●「「野性の経営」というのは、「人間の生き方」を問うわけです。・・・命懸けの体験をし、「国家のために」という思いで汗を流した人たちの思いが、日本の戦後復興に与えた影響は大きかったと思いますよ。」

    人間への洞察が甘く、周囲の人々への気持ちを理解・共感し、感情を動かすことができなければ、経営なんてできません。

    ビジネススクールから「輸入」されるようなバズワードに表面的に振り回されるのではなく、「守破離」を含めた日本が育んできた価値観にも目を向ける。

    志を掲げ、現場に向き合い、本質をつかみ、物事を動かし、チームとして成長していく。

    人間の人間たるところを見抜き、人を動かしていくためには何が必要か、鋭く語り、鼓舞してくれる素晴らしいインタビューだと思います。


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    慶應ビジネススクール 教授

    いくつもある野中先生のキーワードの中から私があえて1つだけピックアップするとすれば「野性」。自分のやりたいことを思いっきりやる、失敗を含め必死でやる、そこでの喜びが明日の糧になるという経験をもっと若い人たちに積み重ねてほしいなと感じます。

    これは野中先生のご指摘とはあまり関係ないのですが、「日本的経営」というのはすごく漠然としており、個人的にはそろそろ使うのをやめたらどうかと思っています。あるのは「良い経営」か「悪い経営」だけなので。「日本的○○」「日本人論」はタイトルとして売れるらしいので、マスコミ的には手放したくないんでしょうが。


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