ガザ国連職員約190人、ハマスなどと関連の疑い＝イスラエル当局

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• 田辺 直哉

  UNRWAがハマスなどの資金源になっていることは随分前から言われていること。また、その職員のほとんどがハマスや他のイスラム過激派であることも新たな事実ではないはず。こういうニュースが日本語で読めるのは大変良いことだと思う。あくまでイスラエル情報当局の発表ではあるが。

注目のコメント

• 相良 祥之

  地経学研究所 主任研究員

  ・2024年01月30日

  ガザの失業率は45％を超える。そのガザで学校や病院を建設し、教師、医者、看護師を雇い、本来は現地政府が運営すべき役割を担ってきたのがUNRWA。約13,000人のUNRWAの現地職員が、イスラエルとハマスとの戦闘が続くなかでも食料や水の配布など現場で支援をつないでいる。イスラエルの情報機関によれば、10月7日のハマスによるイスラエル奇襲攻撃にUNRWA職員の12名が関与したという。そのうち1名はすでに亡くなった。身元が特定できた9名を、UNRWAはすぐさま解雇した。そのような職員が同僚にいたことでUNRWAの活動に支障が出ている。いちばん被害を被っているのはガザの市民、そしてUNRWAの現地職員だろう。150人超のUNRWA職員が今回の紛争で亡くなっている。
• 八田 浩輔

  毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

  ・2024年01月30日

  UNRWAへの拠出凍結に反対論が高まったところでこの情報。国連の調査も長期化せざるを得ない。イスラエルはインテリジェンス小出しに公開しているようにも思えます