新卒入社後3年以内に離職しなかった若手社員を対象にした調査
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注目のコメント
この調査結果から、新卒社員が退職しない理由や、退職を考えるに至った要因、そして彼らのキャリアビジョンについての考え方が明らかになりますね。
1. 入社理由
「興味のある業界だった」が36.5%と最も多く、新卒社員は自分の興味や関心に基づいて職場を選んでいることがわかります。
2. 退職・転職を考えた理由
「年収が少ない」というのが最も多い理由で、給与の不満が大きな要因であることが示されています。
3. 勤務先に残る理由
「有休が取りやすい」というのが主な理由で、ワークライフバランスの重要性が浮き彫りになります。
4. 退職・転職を検討する要因
「年収のダウンや伸び悩み」が44.3%と最も多く、給与面での不満が継続していることがわかります。
5. キャリアビジョン
約60%がキャリアビジョンを持っていますが、そのうち約40%は現在の勤務先でそのビジョンを実現するのが難しいと考えており、最も多い理由は「昇進・昇格が難しい」となっています。
この調査結果は、新卒社員が仕事や職場をどのように捉えているかを理解する上で非常に価値があります。企業は、社員のキャリア開発、給与面での満足度、ワークライフバランスなどを改善することで、離職率を下げるための施策を考える必要があるでしょう。この結果だけ見ると、これから残ってもらいたい人材とは全く思えない…。
残った理由がシンプルに利己的だから。
会社が人口減、新卒採用難を見越して手を尽くした結果というだけ。
エンゲージメントが高いとかやりがいとかではなくとても合理的ではあるものの、裏返せば利己的な理由と言わざるを得ない。
まぁこれからは定着を目指すより、大半は数年しかいてくれないのを前提に、来てくれる人にはしっかり役割を求められる採用、人事戦略で立ち向かわなければならないということでしょう。
それが結果的に組織としても個人としてもWin-Winなのでしょう。