冬が寒い先進国で「アルミサッシ」を使う国は日本だけ…国際基準以下の「寒い家」を許してきた住宅政策の大問題
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日本の住宅は確実に寒いです。窓のアルミサッシの影響は間違いなく大きいと思いますが、同時に外廊下からのアクセスになっているアパートが多いことも影響しているかと思います。元々1997年の法改正までは外廊下にすると容積対象外になっていたことと、その習慣から自然換気と採光のメリットやコストの削減から、高級マンション以外では未だに多く取り入れられている手法だと思います。ただそうするともちろん熱が逃げる窓も多くなり、結果寒い家になってしまっているのだと思います。
長期的なエネルギー効率と短期的な建設コスト等のバランスをどう考えるかがポイントになってくると思います。
注目のコメント
この国に建てられてる住宅でまともに断熱設計がなされているものなど「皆無」に近い状態。また、今回の震災で明らかになったように、「耐震(金具等でかなりマシになることがe-defenseの研究などからわかってきています)性能も全然」。
これまで、戦後の住宅不足をカバーすべく「質より量」という政策が長くとられ、「大量の安普請住宅が建てられてしまった(サラリーマンの稼ぎではそれがせいぜいだったし…)」ことが背景にあるのではと思います。30年もたたないうちに価値ゼロなので。
もう諦めて「全部建て直すのか(言わずもがな高価になります)」それとも「断熱、耐震改修にインセンティブつけて」延命化をはかるのか、国交省は(業界にいい顔ばっかしてないで)戦略を立てていく必要があると思っています。日本では冬の朝は寒いのが通常ですが、よくよく考えると海外ではセントラルヒーティングがあったりするので先進国で冬に室内で寒さを感じることは少ないようです。
日本は夏の暑さをいかに軽減するかに重きを置いて、寒さにはあまり対応しない傾向があったようですが、最新のマンションなどは全室空調が導入されているそうで、今後冬でも朝寒くないが一般化すると良いですね。
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