VCの資金供給力1.4兆円で最高 日本向け、10年で7倍
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日本国内のスタートアップの資金調達状況をINITIALさんが【最新版】2023年スタートアップ調達トレンドをちょうど発表していました。
https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2023
上記レポートの本文中にもある通り、スタートアップへの投資額が約半減となった欧米ほど、市況の影響を受けておらず調達社数はシード・アーリーを中心として実態としては増加傾向のようです。しかし「調達後企業評価額(中央値)をみると、目立つのはEXITに近いシリーズD以降の、前年比36%減の評価額だ。株式市場の影響が出ているようだ。」とありIPO市場やレイター市場は相当冷えています。スタートアップ経営側としては「待機資金」が「待機」ではなく、実際に供給される時期が訪れるのを待望してしまいますね。
注目のコメント
スタートアップ自体に関心が高まるのは、喜ばしいと前置きを置きつつ、
そもそも、投資額を対象とする「だけ」の発表に相当違和感があるのは、私だけでないだろう。
「そもそも、リターンってどのぐらいあるのか?」
いわゆるリアルタイムでの統計は出せないにしても、しっかり出したほうがいい。
私は、業界の人になってしまったのだろうか。
イスラエルの場合は、年度によって差(凸凹)はあれど、おおよそ、5千億円~1兆円の投資資金に対し、
1~1.5兆円のリターンとセットで出す。これが基本にならないのか。
投資額だけ増えて、日本の起業家数はそこまで増えていないだろう…。1社あたりの調達額が10倍になるほど、危険なことはない。今後の行く末が、大丈夫か心配になってしまう記事。1000億クラスのメガファンドのレイズがここ数年で相次いだ一方でレーターの大型調達が減ったので感覚的には納得
よく言う、お金はあるが起業家が足りない、というのと、SaaSや連続起業家などわかりやすいのに資金が集中しやすいので、ディープテックなど足が長いチャレンジングな領域にもお金が流れて欲しいなとも思います数字についてはプレキンにおける「世界のVCが運用する日本向けファンド」の定義がわからないので何とも言えません。
日本も投資対象地域に含めるということなのでしょうが、ファンドの内100%が対象なのか、それとも一部出資可能なのかによって意味合いも変わるでしょう。日本のLPからの調達を念頭に、日本市場に出資可能と述べているファンドも中には含まれているのではないかと想像します。
「過去に日本市場に向けて出資した実績があるVC」と限定すると異なる結果になるのではないでしょうか。