国連 ハマス奇襲に関与疑惑の国連機関スタッフ9人の身元特定 日本も資金拠出一時停止
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UNRWAへの資金拠出を凍結する国が広がっており、国連にとっては人道支援の継続、ガバナンスの両面で極めて深刻な事態です。疑惑についての情報アップデートが例になく早いですが、透明性を確保して加盟国に拠出凍結の再考を促したい側面もあるかと思います
日本も米国に足並みをそろえることを求められました。
日本政府も、国連でイスラエルを非難する拘束力のない決議くらいなら賛成するのですが、今回はそういう口だけのものではなく、実質を伴う話なので、米国に同調しないわけにはいきませんでした。
UNRWAは、ガザ地区の行政を実質的に担っている機関です(ハマースは軍事独裁政党ですが、行政能力は乏しい)。
UNRWAの資金を出しているのは、多い順から米国、ドイツ、EU、サウディアラビア、日本ですが、この内残っているのはサウディアラビアくらい、となると、UNRWAが行政事業を行う能力はほぼ無くなるでしょう。
教育も医療も水も電気も食料供給もできなくなる、それはガザ地区での生活は続けられなくなる、ということで、ガザ地区住民200万人のパレスティナ人が、ガザ地区から出て行くようにという圧力になります。
資金停止の動き拡大=国連機関、活動に支障の恐れ―ハマス奇襲の関与疑惑
https://newspicks.com/news/9507711?ref=user_1125005国連を監視する非政府組織UN Watchは、10月のテロに加担したのは職員は12名のみではなく、UNRWAが組織全体としてハマスによるテロ行為を支援してきたと批判しています。以下、UN WatchのHPからの抜粋です。
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■ 2015年以降のUNウォッチによる11件の報告
2015年以来、UN Watchは11の報告書で180人以上の加害者を暴露してきた。UN Watchがソーシャルメディアでジハード・ハマスのテロを支持するUNRWA教師を発見し続けているという事実だけでも、この問題が根深く、UNRWAが真剣に取り組んでいないことを証明している。
■ 公開された投稿だけで180人以上の加害者を摘発
UN Watchの報告書は、UNRWA職員であることを自認する個人のソーシャルメディアへの公開投稿のみを取り上げているが、それでもなお180人以上の加害者を発見した。このことは、フェイスブックも含め、教室内外のすべての職員の活動にアクセスできれば、UNRWA職員がジハード・テロを称賛し、賛美している例がもっとたくさん見つかることを示している。
UNRWA: Terror-Support Widespread, Not A Few Bad Apples
https://unwatch.org/unrwa-terror-support-widespread-not-a-few-bad-apples/
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昨年11月、UNウォッチはUNRWAが雇用する教師ら20人がハマスによるテロ攻撃をSNSで「祝福した」とする報告書を出しました。
https://www.sankei.com/article/20231108-YIGWX3NBOFJI5ACLHSNHNY2JY4/
今年1月には、UN Watchは、SNSのテレグラム上で「3,000人のUNRWA教師グループがハマスの虐殺とレイプを祝った」と報告しています。
https://unwatch.org/group-of-3000-unrwa-teachers-celebrates-hamas-massacre-and-rape/
数名の職員がテロに加担したイメージで報じられていますが、UNRWAが組織としてテロを容認・支援するような状況であったことが批判されていることには留意すべきと思います。