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クリムト作の肖像画が約100年ぶりに発見 4月に競売へ

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    この肖像画で描かれているリーゼル家の人々は、オーストリアのユダヤ人企業家の一族でした。
     ナチスによるオーストリア併合後、財産を没収され、一部は米国に逃れ、一部は殺害されました。
     この絵のモデルの女性は米国に逃れたようですが、母親は殺害されています。

    オークションを行った業者によれば、この絵はナチスに没収されてはおらず、名前を明かせないある人物によって所有されてきた、とのことです。
     この人物について、情報が無いため、様々な疑義が呈されています。
     このことは、この絵の所有権(と売却後の売上)が誰にあるのか、匿名の人物なのか、リーゼル家の子孫なのか、ということに関わります。


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    Avintonジャパン㈱ 代表取締役・大学講師・生成AI 活用普及協会 協議員

    クリムトのコレクターなら絶対に手に入れたい作品なのではないでしょうか。約100年も経過しているのに状態も◎
    「リーゼル嬢の肖像画」の資産価値は5400万ドル(約80億円にも達すると予想されているようです。


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