京アニ放火殺人の判決、主文後回し 青葉真司被告への求刑は死刑
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被告に死刑を言い渡すため懸命になって命を救った。
医師からすれば複雑な気持ちだったと思いますが、二度と同じような被害を出さないためにも事件の要因究明は必要なことだと考えます。
治安の良さが日本のウリではありましたが、これからは、あらゆるところでセキュリティが強化されていく世の中になっていくでしょう。「小説一つでここまでしなければならなかったのか。浅はかだった」と後悔を語り、極刑を受け入れる意向も示した。
普段の生活でも、ふとした事や満員電車や、ギャンブルによる損失などで、人である以上、激怒、妬み、復讐心などが生まれるケースは全ての人に可能性としてあります。
そこから行動や言動に至るまで、ものの数秒ないしはコンマ数秒かも知れません。その時こそです、それをした、言った後のビジョンが見えるのと、見えないのの差は。ただ、文化にも値する、アイデンティティにも値する、組織やコミュニティを破壊してはなりません。
一生は長いようで短く、人生は一回しかない。だから、1人の人として、日々、どうあろうかなど考えることがこの歳になると多々あります。少しの気遣いや、振る舞いを日々具現化し、社会に貢献し、感謝される人でありたい、ありましょう。責任能力の有無は私には判別不能ですし、死刑が妥当なのかもわかりません。
けれど、被害者意識を募りに募らせ堅固な妄想を作り上げ、あまりにも悲惨な犯行に及んだという事実。
そして、現在も同じような被害者意識と妄想に取り憑かれている人々が、社会に一定数存在しているのも事実です。
その人たちが同様の犯行を犯さない為にできることは何か。それを考えるのは社会としての責務だと思います。犯罪者を殺処分して終わりでは済まされない。
