国の債務超過702兆、22年度 15年連続で過去最悪更新
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資金循環統計の一般政府の運用資産が814兆円で負債が1426兆円ですから、それを見ても政府はいわば612兆円の”債務超過“です。でも心配するには及びません。日本の家計はせっせと節約してネット1735兆円の金融資産を溜め込んでいます。借金が返せなくなった政府は、いざとなったら国民にこう言えば良いのです。「皆さん、モノやサービスを買わず良く貯め込んだね。今まで使わなかったお金だから、もう諦めなさい。皆さんの貯蓄はこれから政府が全て税金として貰うから。」
政府には国民から税金を取る権限がありますから、過去に国民が蓄えた貯蓄なら、いつでも税金として取り上げることが出来るのです。それが出来れば政府の過去の借金と国民の過去の貯蓄は外国に迷惑を掛けることなく日本の中で綺麗に相殺されてチャラパーです。政府の借金も国民の預金と年金も全てチャラ。物凄く安心でしょう?
政府は国民の貯蓄を取り上げるべくあの手この手で相続税を引き上げ、所得税を増やし、社会保険料の負担を重くしています。こうした動きは今後も続くでしょう。国民が節約して政府を支え続ける限り、如何に政府が債務超過額を増やそうと、心配するには及びません。でも、なんだかなぁ・・・ ( 一一)国民はこの702兆円を自分たちや将来世代の納税によって返さないといけないという極めて合理的な予想をしていて、その結果、消費を切り詰める節約行動に走ることになります。
デフレ脱却のために需要不足を補う大規模経済対策を打つ度に、債務超過額が膨らみ、それが国民の消費抑制につながり、デフレを助長する悪循環に陥ってきました。
「デフレ脱却」原理主義こそ脱却すべきかと思われます。