ニトリ「79歳創業者」が10年ぶり社長復帰の深い訳
コメント
注目のコメント
下記の報道時点でもコメントしたが、改めて。
上場しているニトリHDでの人事変更ではなく、あくまで中核である国内事業会社のニトリ。 HDの代表取締役会長CEOは似鳥氏、代表取締役社長COOは白井氏のまま変わらない。そして国内ニトリの社長だった武田氏は、HDの役職としては取締役→取締役副社長と昇進。
後継、という観点では、今回海外集中する武田氏が海外で結果出すかが一番のキーに見える。海外事業を拡大させていくための時間軸と組み合わせて。
もう一つの可能性は、今回国内のニトリ(HDではない)で取締役となる永井氏ではないか。2015年入社と、キーの役員陣のなかでは比較的最近の入社。似鳥氏が直接見ることで判断など含めてしていく可能性もあるのでは。元々ファストリでグローバルマーケの責任者、また下記記事を見ると、その前は生産本部や、ファストリ以前はトヨタでマーケティングの模様。
ニトリ社長に似鳥氏復帰 武田氏は海外事業専念
https://newspicks.com/news/9428142
「グローバルワン」の舞台裏~「考える人」2009年冬号~
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2009/01/010617_globalone.htmlニトリは強い企業だと思うし似鳥さんも優秀だとは思うけど、経営陣は軒並み高齢者で更に79才で社長復帰ですか。まだ企業が成長している内は若い社員も多くそれなりに活気があると思うが経営陣が高齢者で詰まっていると40代・50代が経営陣としての経験を積めずにくすぶってしまいそう。
そして後継問題にしても今の状況を見てると80代の親の遺産を受け続くのは60代の高齢者・・・みたいなことになりそう。ちょっと毒のあるコメントかもしれませんが一般論として、企業は構造的に高齢化するし、高齢なほど柔軟性は低下し変化に弱くなりやすいので新陳代謝の仕組みを入れておかないと後々大変だと思う。十分な成果を上げたにも関わらず、現場に戻るという姿勢は真似できるものではない。おそらくは似鳥さんには今のうちに潰しておきたい課題や手助けしたいプロジェクトがあるように思える。
高齢者が出しゃばるなという考え方もあるが、群を抜いた優秀な経営者であれば、頼りたいし、学びたいというのは、ごく自然なことのように思う。
ただ、お体だけには気をつけていただきたい。