子どもを2人欲しい人に伝えたい「年齢の現実」
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平均年齢で二人出産している者です。働きながら、仕事もセーブしないで近くに両親もいない環境で子供を育てるのは至難の技です。協力的なパートナーと住職近接が必須条件。それらを35歳までに用意するというのは、結構大変なことだよなぁ、というか奇跡とか運みたいなものだなぁと感じる今日この頃です。
若いときにそれらの重要性を教えられても理解できないですよね…むしろ働いているお母さん達をみて「私には無理だ」くらい考えていました。でも子供ができてみれば、それ以上に大切なものは有り得ません。生きる目的になるし、エネルギーの源。こればっかりは何とか適齢期に産んでみてどうにかするか、学生時代の教育なのかなぁと思います。最初に書いてある「夫婦の年齢差が拡大(かつては3才、今は2才)」という話と「アラサーまで未婚を放置して子供を多く持ちたいというのは非現実的」という話の関係があまりよく理解できませんでした。1才位の違いでそんなに変わりますかね。
「結婚年齢が遅くなるとたくさん子供を持ちにくい」ということは分かりますが、医療技術も進歩する中で高齢出産(初産:35才、経産:40才)の定義も変わってきています。
それよりも、専業主婦世帯が減少したことの方が子供の人数と関係が深いでしょう。子供を3人もつくったら、奥様は30代のほとんどを「産休と育休」で終わってしまいます。
最近は男性も育児に参加することが普通になりましたから、夫婦どちらかが忙しい職場にいると(仮に20代で第一子をもうけても)子供3人はほぼ無理でしょう。
ちなみに「子供の社会的な位置づけ」は時代によって変わります。
1次産業(農業、漁業、林業等)が主体の時代は子供は家業を支えてくれる「労働資源」でした。(限度はありますが)子供が多い方が良かった。
しかし現代における子供は「コスト」です。
うちは奥さんが経理、妹が秘書という零細企業ですが、子供は子供の仕事があり、労働資源にはならない。
我が家は子供ができて以降は奥さんは仕事を辞めたので私は子育てにあまり関与しなかったが、教育費は我が家の最大のコストでした。
政治家はGDPを上げたいから年収500万円の子供を2人以上つくらせたいかもしれませんが、親としては子供は1人でも年収はそれ以上にしてあげたい。教育費をかければ年収が上がるとは限らないが、まあ確率的にはその方がいいと考える親が多いでしょう。
多少の子育て支援など焼け石に水。だいたい、親世代の人口が激減してるのに人口を維持することなど100%無理です。一時は「子供ができたら1000万円ぐらい支給したらどうか」みたいな議論があったが、大学まで行かせると少なくとも2000万円はかかるし、塾代なども入れると3000万円という説もある。
子育て支援自体は否定しないが、今後の日本で子供の数が増えるようなことはありませんし、政治家はその前提で国の将来を考えるべきです。元パートナーは7歳年下で29歳で出産でした。
まあ、子供はひとりで終えて離れましたけど、50を越えて再婚して子どもを作るなんて、ひとり親やって子育て大変なの知ってる分なかなか踏み込めないな。もちろん新しいパートナー得ることのハードルも高いんですけど。