【総括】OpenAIアルトマン解任騒動の本当の問題点
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注目のコメント
優れた考察が随所にあり、一読の価値ありです。
・アルトマン氏解任事件は、AIの安全性を謳う非営利団体が株主資本主義に屈することを示した。
・AIはメディア業界の空洞化を牽引し、一般的なウェブも衰退の道をたどり、活力を失う。
・雇用は時間をかけてぽつぽつと減ってゆく。既にデジタルメディア業界でAI失業が始まった。
・レイテンシ=応答時間を減らすだけで、質の上がる製品が多くある。
等々、やはりそうだと共感しました。米ニューヨーク・タイムズの名物ポッドキャスト「エズラ・クライン・ショー」。お届けする今回のテーマは「ChatGPTの1年の振り返り」についてです。
AIの安全性やリスクについて振り返って行きます。中でもOpenAIアルトマン解任騒動についての本当の問題点について振り返ります。とても興味深い議論です。
【振り返る】ChatGPTから1年で世界はどう変わったのか
https://newspicks.com/news/9438648/
これまで毎週日曜日に定期掲載してきたエズラ・クラインショーの記事ですが、今後、良い記事があったタイミングで不定期掲載になる予定です。OPEN AIにおけるアルトマン氏解任騒動について、どちらかといえば「血迷った取締役の暴走でOPEN AIが潰されなくて良かった」的な見方が一般的な気がしますが、記事であるように取締役側が本当に危険だと思った際にもガバナンスによるストップボタンは機能せず金儲けに負けてしまう、という見方もできる、というのはそう思います
これは本当に難しくて、危険もあるが先に覇権を握れば莫大な富を得られるという構図の中で、仮に一つの会社が止まっても競争の中で止まらない他社に負けてしまう、会社が止まったとして利益の一部を得られるはずの従業員が集団脱藩すれば他でできてしまうし、開発のための資金が莫大で外部調達するのであれば資金の出し手は当然にリターンを求めるわけで、社会的な規制以外でこれを何とかするのはなかなか難しそう