タイでリチウム鉱床発見 埋蔵量約1500万トン、世界3位規模
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「タイ政府は19日、大規模なリチウム鉱床が見つかったと発表した。埋蔵量は約1500万トンで、ボリビアとアルゼンチンに次ぎ世界3位規模となる」
これはすごい。
一般的にはリチウムの3大産地はオーストラリア、チリ、アルゼンチンと言われるので「ボリビアとアルゼンチンに次ぎ世界3位」というのはよく分からないが、とにかくタイにとっては極めて大きなニュースである。
東南アジアではタイとインドネシアが自動車生産工場の誘致で競っている。
インドネシアはニッケルの埋蔵量が世界一と言われ、中国や韓国の自動車メーカーがEVの現地生産を進めてるが、タイでリチウムがとれるとなると、タイ政府のEV推進政策に拍車がかかるだろう。彼らは自国でEVが売れるかよりも、輸出も含めたEVの生産拠点を取る方が重要。
タイもインドネシアも現時点では日本メーカーが圧倒的なシェアを占めているが、両国政府がEVの現地生産化を更に強く求めてきたら、ガソリン車やハイブリッドを延命したい日本メーカーにとっては苦しくなるかもしれません。経済的に使えるものだとすれば、EV・電池生産といった観点で、タイのポジショニングが大きく変わる可能性。
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