「食べログ」側が逆転勝訴 評点算定変更で、東京高裁
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プラットフォームによるアルゴリズムの変更が、優越的地位の濫用として、顧客にとって不合理に不利益な変更とされたかが争点(独占禁止法違反)。
まだ判決全文を見れているわけではないので報道ベースですが、今回の東京高裁の判断は以下のようです。
・食べログの優越的地位→認定
・飲食店側への不利益なアルゴリズム変更→認定
・当該変更が不合理であったか→「「一定の合理的な目的で行われた」と評価。「原告の飲食店市場での競争に重大な影響を及ぼすとまでは認めがたい」とのこと。おそらくここで違法性が認められないことになった。
食べログ側の主張を見る限り、チェーン店を加味するアルゴリズムの変更は、むしろ「新ロジック」と言われる新しい評定計算方法で生じる不合理な結果を是正するためのポジティブアクションであって、加味する正当性があったと判断されたのか。判決を詳しく読み解きたい。
注目のコメント
記憶が正しければ、論点として以下があった気がします。
1. 知名度バイアスを調整するために、チェーン店の評価を少し下げるのはありか?
2. 食べログ有料課金店の評価を上げるのはありか?
1は一定の調整はありだと思いますが、店舗数などのロジックは難しいですよね。ここはベースの考え方くらいユーザーに公開しても良いような。
2はアウトだと思います。
いずれにせよ、食べログを育てた現くふうカンパニーの穐田さんの時の思想からは離れていっている気がします。訴訟のことはよくわかりませんが、利用者の実感としてuiが悪く使いづらい上にレビューにほとんど価値が見出せないため私はこれからも利用しないサービスの一つです。
店休日の確認のためGoogleで検索しても不明な場合にたまに検索結果のリンクをやむを得ず踏むことがある程度。