【読書】わかっているけどできない「先延ばし癖」の解消法
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すぐに真似る事ができる事ばかりだから実践してみましょう。
ただし、やり始めればわかりますが、この手の本の最大の問題点は
「自分のペースで仕事ができる」
という事を前提にしている事です。間違いなくクライアントや上司や同僚から
「ごめん!これ今日中にお願い!」
という突発依頼によって全ては崩壊します。それをどう乗り越えて自分らしい仕事の進め方を会得していくか。今回の10分読書は、「仕事の素早い取り組み方」についての本を紹介します。
わたしの友人にも、いつも余裕がある(ようにみえる)人がいます。作業時間をまとめてとり、やることはすべて一気に終わらせてor手をつけてから、遊びに行くそうです。
一度、締切に追われてしまうと、次々とタスクが溜まっていくので、負のスパイラルに陥ってしまいます。
仕事に早く取り組んで、手持ちを常に少なくすることが、仕事ができる人の条件なのかもしれません。仕事の初速も大事であると同時に、もっと大事なことは「優先順位」を常に振り返ってリセットしていくことだと思います。
駆け出しのマネージャーの頃、仕事は増えるは部下のサポートは増えるはで、自分が回っていない時期があったものです。初期のマネージャーがぶつかる壁だと思います。
そんな時、当時のアメリカ人上司から「君は、言われた仕事を全て同じレベルでやりたいと頑張っているけど、結局中には中途半端で終わってるよね。なぜプッシュバックしない? 20/80のルールを意識して仕事しなさい」と言われ、目から鱗でした。
大きいタスクも小さいタスクも、上司のみならず他部署からも飛んでくるものです。常に優先順位をリセットして、上司と優先順位のすり合わせをすることで、「アライメントを取る」ことは、仕事をうまくこなす最も大事なことだと思います。良い意味でプッシュバックは大事です。