「あなたのためを思って」親心が招く最悪の結末
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個人的な考えではありますが、「あなたのために」というのは、全てのケースにおいて実際には自分の欲求を満たすのが目的であると思っています。
自分の価値観・欲求を一切交えず、独立した自我を持つ他者の価値観・欲求に沿った行動を行うことなど不可能なので。
あなたのためになるからこうして欲しい、ではなく、私はこうありたいから、あなたにこうして欲しい、ですね
誰かにやって欲しい事がある場合、それは常に自身の欲求からくるものなので、それは何なのかを意識するというか。
と、この考えもまたあくまで自分自身への戒めであり、他者はまた別なのですが。そうなんですよねー。
親が子の可能性を潰しているパターンってありますよね。逆に言えば、親が子の可能性を拡げてあげられると良いのかもしれません。家庭によって……と言ってしまえばそれまででしょうが、一応、親の経験則みたいなものから生まれてくるものもあったりするんじゃないですかね。記事にもあるように、完璧な親などいないのですからね。
この話、教育という概念で語ると、学校の先生にも「アナタのためを思って……」という人がいるんです。そう言う人ほど「思いは伝わらない」状況になっているのを本人が自覚できていません。なぜなら、相手の話を聞けないからです。譲って、「思い」は良いにしても相手に聞けなかったり、相手の話を聞けない人には語る権利はないでしょう。「あなたのためを思って」というのは、親なら抱く自然な感情。
感情だけじゃなくてスキル(というと軽いですが)で、言葉や分かりやすい態度じゃなく「あなたのことを真剣に考えてるよ」と伝えることはできる。
抱きしめたりしてそれを伝えられる年齢の時は抱きしめればいいし、それが難しい年齢になったら厳しさも含めて向き合う。
相手は子どもだと思って接するんじゃなく、1人の人間として向き合えば、そんなに悪い方向には行かないんじゃないかと思います。