ファミリーマート、プラ製スプーンやフォークを有料化…「4~6円」首都圏直営店で先行実施
読売新聞
100Picks
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レジ袋も全く同じ話ですが、エコという大義名分を掲げた販管費を売上に変える超高等マーケティング施策だと思います。間違いなく業績に貢献するでしょう。
実際にレジ袋は劇的に減りました。
ちなみにこの施策でプラスチックゴミは大して減りません。コンビニのレジ袋ではなく、100均で買ったりプラスチックのエコバッグ使ったり。そもそもプラスチックをたくさん使ってる要因はそこじゃないですから。ファミリーマートは、持ち手に穴をあけてプラスチックの使用量を削減したフォークや、生分解性プラスチックのフォークの試験的導入を進めてきました。2023年始めには、他のコンビニ大手と、限定的な店舗でプラスチックカトラリー有料化の実証試験も行っています。今回はより多くの店舗での有料化となります。
レジ袋有料化の時と同様、ポジティブだけでなくネガティブな反響も多いでしょうし、顧客への説明が負担になると思われますが、有料化は対価を支払って購入するようになるというだけで、欧州のような「流通禁止」ではありません。使い捨てカトラリーは便利で価値があるものと考えれば、「必要な時に対価を支払って購入する」スタイルでも本来は自然なはずです。
有償化には、生分解性素材や木製などの代替素材のものを無償提供し続ける方策とは異なる、生活者のマインド変化が期待できます。まずは率先して行動を起こしたファミリーマートの勇気を評価できるのではないかと思います。