「ゆるい職場」時代、若手育成でやってはいけない4つの勘違い。とにかくほめる、全員に同じ研修
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「ゆるい職場」時代に、どう若手育成をしたらいいのか? 「4つの勘違い」をキーワードに、若手の働き方の専門家でもある古屋星斗さんに、インタビューしました。
先に「4つの勘違い」のネタバラシをしてしまうと、以下の4つです。
・「Z世代」とまとめて考える
・新卒は「白紙の状態」で入社している
・1on1で「コミュニケーションはできている
・育成で大事なのはとりあえず「ほめる」
思い当たることはありませんか?
古屋さんの近著『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか〝ゆるい職場〟時代の人材育成の科学』は、「科学」とあるようにデータ満載の内容で、若手社員が置かれている状況がめっちゃよく分かる本なので、ぜひ読んでみてください!!就職氷河期世代とか松坂世代とかいろんな世代がありますけどもひとくくりにはどれも出来ないです。
ちなみに松坂世代は1980年4月2日から1981年4月1日までに生まれた世代です。1on1が良いわけじゃないのはその通り。特に、定期的にやる1on1は頂けない。
当たり前ですが、人間は必要なタイミングでコミュニケーションを取りたい生き物です。それは人によって違うし、自分と相手の要件も違う。
そんな中で、週次や月次といった比較的高頻度であろうと、年1〜2回の低頻度かは関係なく、とにかく『定期的』というのが良くない。
人間同士の関係性の構築は、当たり前ですがタッチポイントの多さで決まります。
なので、若手なり自部署のメンバーと良好な人間関係を持ちたいなら、タッチポイントを増やすべきで、そうであるなら毎日会社に行く方が良い。
相手が出社してくるか在宅勤務かは分からなくても、相手から見て『あの人はいつも会社にいてくれている』というだけで信頼度が増すものです。
あと、褒めるというのはちょっと違うかな。
正確に言えば、どんなこともポジティブに捉えられる、ということを話してあげること。これが大事。