【激白】楽楽精算のラクス社長「メガSaaS時代が来る」
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一般的には知名度がそこまで高くないラクスですが、国内最強のSaaS企業といっても過言ではない業績を積み上げつつあります。
ひと昔前では、ARR100億円は、SaaSビジネスの大台と言われていましたが、ラクスは軽々と300億円を突破。しかも、この1年ではARRの成長率をYonY+48%まで伸ばす驚異的な成長です。(直近1年間でARRを100億円つみあげました)
2021年時のSaaSバブル時の時価総額8,000億円は業界水準が異常だったわけですが、現時点でも、ラクスのPSR(時価総額/売上)は13倍、PERは100倍を超える期待を集めています。
ラクスの強みは、黒字を出しながら複数のSaaSプロダクトを急成長させる事業再現性や組織を構築できる力であり、これは中村社長がNTT出身であることと大きく関係しているように見えます。
VC投資などで立ち上がったいわゆるスタートアップ型のベンチャーではありませんが、地に足をつけながら有言実行を遂げていく凄みのある会社だと思っています。請求書分野では競合している立場なのでとても興味深く読みました。
「黒字を出しながら成長する」については当社も同じ方針で歩んできていますが、その中でラクス社は非常に大きな成長率で伸び続けていてその原動力を知りたいと思っていました。
「ラクスの強みは、「ベスト・オブ・ブリード(Best of Breed)型」にある。経費精算や請求書などそれぞれの分野に特化したソフトウェアを提供している。」
→その一端にbest of breed型があると思っているのですが今回はそこは深掘りが無いようで残念。
事業についてはこちらの記事などで推し量る方が良さそうです。
https://note.box-hr.co.jp/n/nb5758b057bc5?gs=8f3e76643723
「ここからは、「メガSaaS」のような形で、再編が進んでいくと考えています。」
→どなたと話してもこの未来は確実に到来するだろうという会話になります。バックオフィスSaaS分野での再編(買収)は既に起きているのでこれが続いていくでしょう。ウチも頑張らねば。「ラクスル」と混同されがちの「ラクス」ですが、時価総額では大きな差があります。「楽楽精算」を中心に手堅いビジネスを手掛けており、以前から取材したいと思っていたところ実現しました。
50代起業家(まだ50歳ですが)として、40代の起業家とはまた違う風景と戦略です。新卒入社のNTTで見た景色も原体験となっており、最初に務める企業の重要性もわかります。
「メガSaaS時代」どうなるか、楽しみです。