建設業の倒産件数が2023年に急増 「黒字倒産」もチラホラ 地域別で最も多かったのは?
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建設業に限りませんが、多重下請け構造になっていると、上昇したコストを企業間で押し付け合うかたちになりがちです。発注者に負担を求めても交渉は一筋縄ではいかないでしょうし、サプライチェーンに関わる複数の企業が広く浅くコストを負担できるのが理想ですが、しわ寄せは体力の弱い下請業者にいってしまうように思います。
特に、地方の人手不足は深刻で今後も続く可能性が高く、コストを圧迫することでさらなる建設業者の倒産が懸念されます。倒産件数急増との事ですが、ここ10年間の建設業就業者数は割と横ばいです。
https://www.nikkenren.com/publication/handbook/chart6-4/ (日本建設業連合会)2023年に発生した建設業者の倒産件数は1671件で、前年比38.8%増と急増したとのこと。背景には資材の高騰と人手不足などに伴う『建設コストの上昇』が挙げられるとのことです。