仏ルーブル美術館、入場料3割値上げ 3500円に
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昨年ルーブルに行きましたが、確かに訪問者で溢れていました。もしかすると学生の時以来、数十年ぶりだったのですが、こんなに人がいたかなという印象でした。オーバーツーリズムが居所的に起こっていると言ってもいいかも知れません。安全のためにも価格を上げることで来訪者を抑制するのは必然的なのかも知れません。
「飛行機代に5000ドル(約73万円)を払っており、入場料が5ユーロ値上げされても旅行の計画を変更する気はないと話した」
旅行者にとっては高くても我慢になっちゃいますよね。入館数もコロナ前のピーク時は一日4.5万人が入館したのに対して今は3万人に制限しており、週末などは時間指定の前売り券の購入がほぼ必須です。
インフレやオーバーツーリズムに対応するにはこれらの対応もやむを得ないのかもしれませんが、地域市民にとっては気が向いたときにフラッと行きにくい場所になりつつあるのも事実です。毎月第一日曜日の無料開館とかかなぁ。
「特に地下鉄料金の値上げ幅が大きく、五輪開催期間に当たる7、8月には2倍となる予定だ」
この市内交通の運賃が倍、とは流石に日常生活に直結する大きな値上げなので地域市民への対応も一応説明されていて、まず通勤通学に用いられる定期券に関しては値上げ無し。
それ以外のバラの乗車券に関しては「五輪が始まる前に買っておいてね」というのがオフィシャルな対応だったりします。