部下の"トンデモ発言"にも共感力発揮5つの秘訣
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共感をするということは、まずは傾聴することから始まると思います。相手の話していることが、何を話しているのか表面的な内容だけでなく、その真髄に触れることができるには、傾聴が大切です。
自分と全く考えが違う意見だとしても、多様な意見は大切ですから違った角度の視点を持っているのだと思いながら、なぜこの話をしているのか、よく傾聴することですね。
そこでキャッチ、その上で認める点と自分はこう思うと違った意見を述べるは良いと思いますが、最初から頭ごなしに違うとならないように、傾聴の姿勢を忘れないように気をつけています。最近、共感力の定義がややばらけているように感じます。ここで言われているビジネススキルとしての共感力とは、他者の状況や感情を認識し、理解する能力、つまり「受け止める」能力であり、かならずしも「受け入れる」ことではないので、ここは区別したほうが良いと思います。
「受け入れる」には、傾聴力や相手に対する興味や想像力、対話を生み出すコミュニケーション能力などがベースにあります。
部下が突拍子のないことを言ったときに、すぐに価値判断せず、「ほほう、面白い観点だね、どうしてそんな風に思ったの?」と深堀していくことが大事であり、これは必ずしも、その通りだと思ったり賛同しているということではありません。上司に共感力を持とう!という話ではなく、共感力が無い人を上司に据えるという人事が有り得ない。
共感力が無い人は、マネージャーにもリーダーにも不向きです。故にマネージャー職としての管理職にも、専門性があるスペシャリスト職としての管理職にも、どちらにもすべきではない。
ちなみに、本当にトンデモなことを言うメンバーはいます。この記事のような例ではなく、本当にトンデモなことを。
そういう人に共感力で話しかけても無駄です。経験あります。共感力でも理詰めでもダメなんです。どうにもならない人って、いるんです。