生成AI勃興の裏で加熱するトレンド"e/acc"とは?社会の分断を防ぐために理解すべきことと、日本への示唆
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表面だけを眺めると、研究開発力だけが原動力になって生まれ、成長しているように見えるテクノロジーという分野も、実は思想・哲学と切っては切り離せないものであることを改めて感じさせられます。
記事では、シンプルには、テクノロジーに対する捉え方が慎重派である「EA」と急進派である「e/acc(イーアック)」に別れ、「e/acc」も市場原理・競争原理を重視するグループ(アンドリーセンetc.)と、公平性を重視するグループ(アルトマンetc.)に分かれるという内容が紹介されており、非常にわかりやすかったです。
昨年あったOpenAIのお家騒動も上記の思想の違いが関係していたことなども触れられていますが、こうした観点で技術を見返すことは、テクノロジーというものの発展をまた違う風景で捉える視座を得られるのかもしれません。私は半年ほど前からWorldCoinに登録し2週間弱に一度Grantsを取得しています。友人は虹彩認証に抵抗があり登録していないのですが、私はブロックチェーンを用いたUBIに興味があり使用しています。
OpenAIの影に隠れてしまっている感はありますが、サム・アルトマンはWorldCoinの創業者でもあります。
その設立背景には彼自身のe/accに対する指示とスタンスがあったのですね。最後にある「ベーシックインカムが実現した世界では、日本人は労働からの解放され、創造に時間を使うようになり、強みであるソフトパワーが強化され、諸外国に誇りを持てるカルチャーやコンテンツ産業が持続的な経済成長の柱になる。」というお話が特に心に残りました。ベーシックインカムは日本人の強みであるクリエティビティを支える仕組になりうるんですね。ネット上にあげられている素晴らしい作品の作者が普段は全然違う仕事をしていて、余暇に制作活動を行っているという話をよく聞きます。彼らが制作に全力集中したら日本が変わるかもしれません。「なぜ&本当に日本人はクリエイティブなのか?」の記事が楽しみです。