楽天証社長、年初の口座開設は約3倍「すごい勢い」-新NISA効果
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旧NISA口座の23年9月時点の口座数は約2000万口座、買い付け額(2014年以降)に照らすと1口座あたりでは実は160万ちょっとです。成長投資枠と合わせて360万という上限がよく目にする数字ですが、実際は積み立て投資枠の上限120万を年間でつかいきる人も稀ではないかと察します。
日経報道では月間2000億円超のオルカンを筆頭する海外投信への流入が話題でしたが、2000万口座で割れば1口座で月2万円、年24万円です。つまり、まだアップサイドがかなりある話です。もちろん、これより今は多くなっているでしょうし、これからも多くなっていくと思うので、かねて心配してきた「家計の円売り」はいよいよ警戒した方が良いのかなと感じます。
このあたりの話は過去2年、色々な議論を私としては重ねてきたつもりで、政府・与党または霞が関においても勉強会を何度か差し上げた経緯もあります。とはいえ、運用機運を焚き付けるという優先順位が高かったということでしょうから、今のところは企図した通り、ということでしょうか。
家計が「円売り」に動くとき円安の本番が到来する
資産防衛としての「円から外貨へ」という必然
https://toyokeizai.net/articles/-/677793素晴らしいことですね。
多くの人が証券口座を持つということは、それだけ経済について今まで以上に「自分事」になっていく人が増えます。当然、各社の配当や株価についての要求も増えてくるでしょうし、経済全体の在り方や政治についても関心が増えてくるはずです。非課税保有期間が無制限になったのが大きい。
今までは5年(一般NISA)、20年(つみたてNISA)というのは使いにくかった。
ところで「一般NISA」を「成長投資枠」と言い換えないといけなかったんでしょうか。分かりにくくなった気がします。
個人的にはインデックス投信の一択。個別株は色々と痛い目にあいました。