輪島の完全孤立集落「情報ないんです」 徒歩で訪ねた記者が見た現実
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能登半島のように過疎化が進んでいれば、数軒しか人が住んでいない集落が数え切れないほどあります。
昔、ドライブをしていて、30年前くらいの生活の跡がある廃屋と人が住んでいる古民家が混在している風景をたくさん見ました。
日本では当たり前の生活インフラをこのような過疎地で維持するのは、これからの日本では実際には不可能だと考えます。
地震云々ではなく、日本は人が普通に住むエリアに一定の制約をかけないといけない状況だと思います。まだ孤立して、情報が入らない地区があるとのこと。一時的にでも避難していただき、安全な環境で過ごしていただきたいです。
将来のこともご不安なことが多いと思います。被害は大きいですが、希望される方は住み続けられるように、復興に向けて私たちもそれぞれができることをやっていきましょう。【追記】
移転に関しては昔から国交省が取り組んでいます(※1)。東日本大震災の際も、それなりの規模でおこなわれています(※2)。
付け加えると、例えば関東平野など、人がろくに住めない大湿地帯だったものを、江戸時代から大規模な土木工事を繰り返し、それを現在も続けながら、人が住めるように「維持」しているのです。
ひと様の土地についてとやかく言及するのであれば、こういった点も考慮するべきではないでしょうか。
※1 https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000009.html
※2 https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_tk_000004.html
【追記終】
現在こそ輪島ですが、旧門前町ですね。輪島市の北東部です。
能登半島は、ほとんどの海岸沿いで国道や県道が通っていますが、この辺りは、海岸沿いには道路がありません。つまり、山が海に落ち込んでいる地形となっています。
よって、海からのアクセスが難しく、また、冬の日本海は強い風が吹き荒れるため、ヘリでのアクセスも気候が安定していないと難しいです。
結局、山を通る道路を仮でも復旧させないといけないわけです。
本格的な復旧は、民間の建設業者によるべきですが、仮復旧程度であれば、自衛隊の施設科(国際標準の表現では工兵)で対応できますし、むしろ施設科の方が向いています。
ところが、その施設科の動きがどうも鈍い。メディアが施設科の活動についてまるで報道していないのは話にならないのですが、防衛省の資料によると、中部方面の第4施設団を中心に投入されているようです。
しかし、これだけ道路網が寸断されているのであれば、全国から施設科をかき集めて復旧に当たるべきではないでしょうか?