米消費者物価指数、12月は前月比0.3％上昇－前年比では3.4％上昇

コメント

注目のコメント

• 齋藤 正勝

  株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド　東G(4436) 副社長 COO

  ・2024年01月12日

  サービス価格や住居費などからも、インフレ粘着性と収束容易ではない状況伺えますが、金利下がり市場は行って来いに近い反応ですね。
  CPIは需要とも言え、米経済状況の堅調さ表れと言えなくもないですが、フツーに考えれば金利高止まり(実際なかなか下げられなさそう)に見えますが果たして。
• 木下 智博

  追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

  ・2024年01月12日

  米国のインフレ率が一本調子で下がって行くという楽観論は、一気に吹っ飛びましたね。日本とは違い、賃上げとインフレの悪循環が起こりやすい米国では、FRBがインフレを収束させるのに時間がかかりそうです。
• 内田 稔

  高千穂大学 教授・国際金融論

  ・2024年01月12日

  食料のインフレは減衰しつつありますが、エネルギーの下落幅が縮小した結果、ヘッドラインの伸びが拡大しました。より仔細にみていくと、財のインフレがほぼ収束している一方、CPIの6割を占めるサービスのインフレが前年比5%台とまだ高い水準です。また、CPIの25％を占める帰属家賃に先行する住宅価格は昨年以降、再び上昇しつつあり、ここのインフレが全体を押し上げる可能性も十分に考えられます。失業率も3.7%とまだ低いことから、昨年12月のFOMCドット中央値が示した年3回程度の利下げが、現時点では妥当と考えられます。