日本での「保険DX」とはどういうことか? 住友生命の「類型」を解説
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岸さん、宮本さんの記事
当たり前だが、コストを下げるばかりではなく、顧客から見たベネフィットを高めていくことが大事なのだと思う。顧客の共感をどう得ていくかの取り組みが参考になる。保険は現物商品の発送や受け取りがなく、単なる取り決めとそれに伴う金銭のやり取りだけで成り立っていますから、現金が電子化された今の時代、目に見えるもの(手でさわれるもの)を何も使わなくても成り立つビジネスです。
つまり、究極の姿としては、保険に加入したい人が「〇〇にいくらの保険を掛けたい」と言えば、それを聞き取ったシステムが瞬時に契約を成立させる段階までのデータを保存し、あとは電子決済で保険料のやり取りや保険金のやり取りをすればいいだけです。ある意味、ドラえもんに何か言ったら瞬時に対応してくれるようなイメージの未来が可能な領域、DXが最も進みやすい領域と言えます。目的を達成させるまでの過程で食べたり飲んだりトレーニングをする必要もないし、電車などで移動しなくてもよい世界なのですから。