任天堂、時価総額10兆円 ブレない独自路線に強み
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金融危機前にDSとWiiの連続ヒットで、時価総額8兆円を超えた。そこからのPeak to Peakでは、日本株全体と比べて大きく劣後するリターン。
それが任天堂株の面白いところでも難しいところでもあると思う。強いソフトIPを持ち、ハードプラットフォームも手掛け、良くも悪くも頑固で長期的。プラットフォームが外れたときやスマホシフトでも割安になるし、当たったときは割高になる。
回り回って、業績予想とかしないで、安いときに信者的に買うのが正解だと思っている(個人投資家はいくらでもできるが、機関投資家は説明を含めて仕事で難しい)。一株主としては儲かってくれればよいので独自路線は賛成なんですが、一ゲーマーとしてはSwitchでゲームをやるときのカクつき・処理落ちが非常に大きく「もう少し頑張ってよ」と思わないではいられません。SAOフェイタルバレットというゲームをSteamとSwitchで買ったのですが、Switch版のカクカク度合いがやばかったです笑
あと、ポケモン最新作も発売直後はニュースになりましたね。
加えて、昔に比べるとクロスプラットフォーム(複数のハードで同じタイトルが遊べる)のソフトが増えている関係上、他所のハードとスペック差が開くと「このタイトルはSwitchでは(マトモに)遊べませんorSwitchは回線落ちやラグが出るので対戦・ネットプレイお断り」になり、ハードの評価に影響があるかも…?
そう考えると、任天堂が独自路線を貫くなら、自社ソフトの売上比率を増やしてクロスプラットフォームからは距離をおいていくのかもしれませんね。個人として、次のハードはいつ登場するのか、という期待と、とはいえ、子育て世代含む一般家庭に広く売り込む上で、新規ハードをリーズナブルな価格で販売することの難しさを感じています。
時価総額の高まりも、そうした期待を受けてのものなのでしょうかね。