Xデーは2030年? エルダーが日本最大の労働力になる日(雇用ピラミッドの大逆転を予測してみる)
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注目のコメント
人口ピラミッドならぬ雇用者ピラミッドの変化を予測すると、エルダーが日本最大の”労働力”になる日が見えてきた。
という記事を書きました。
人口ではなく雇用者という括りでは、単純な少子高齢化だけでなくエルダーの就業率の上昇という文脈が加わるので、構造変化がよりドラスティックになります。
それと、分析していて気づいたのは私が所属している広告業界を筆頭に、情報通信や情報サービスといった情報産業では何だかんだでまだ若手の方が多いピラミッド型の構造が維持されている、ということ。
言い方を変えれば、情報発信に携わっている人ほど構造の変化に実感がわかず無頓着である、要は ”遅れている” 可能性が高い、ということでした。
このテーマ、今年も引き続き深掘っていく予定です。異論反論、もっとここを調べろ的なこと含め、ご意見を頂けると幸甚です。その昔、若い世代がよく働き、高齢者を支える時代がありました。
いまはすでに、高齢者がよく働き、若い世代を支える時代なのかもしれません。
どんな時代になろうとも、自らのなすべきことをなす。
これしかありません。"「老害」を人口視点で分析したら、今の40歳がキングオブ老害世代だと判明した"
ああー、これは直感と合致する。
ロスジェネとは何か?を考えた時、それは、世代人口の歪みである「第一次ベビーブーム」世代の子どもであり、「第三次ベビーブーム」が来なかった時点で、既存の社会保障制度から見ると詰んだ世代なんだと。
そして、2030年代に第一次ベビーブーム世代が減少していくにつれ、既存の価値観は大きく後退し、下の世代からの煽りを全面で受けるのも、ロスジェネ世代なのだと。
自分は子持ちなので、自分の子や孫の世代に、良い社会を残したいと思うし、そうなると自分達の世代が1番苦しい思いをしないといけないのも分かっているが、それでも、制度を変えていかないといけないと思っている派です。言葉を選ばなければ、「捨て石」になる覚悟が求められている世代で、それでも、ミクロでは一人一人が幸せであろうと、リアリストとして動いていると思っています。
老害となるか、戦後日本の中興の祖となるか、これから20年の行動に掛かっていると思います。