頑張りたい人が走り続けるために、人事部・上司がやるべきこと
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助けを求められない理由を、個人のメタ認知に矮小化するというのは、方向性としてずれていると感じました。
メタ認知とは、体調が悪い時に、体調が悪いと自覚するということであり、助けを求めるかどうかは、全く別問題のはずです。
体調が悪い時にヘルプの声を出せないのは、これまでにヘルプを出したことで虐げられた経験を有していたり、現環境には心理的安全性があるとは信用していなかったりという、環境要因に基づく思考です。
私は、就職氷河期世代です。体調不良を訴えた際に責められた経験が何度もあります。コロナ禍の体調不良は休むべきとの価値観が浸透していた時期においてさえ、家族が体調不良だと報告したことで責められた経験もあります。今でも体調不良を訴えることには心理的抵抗があります。
体調不良の人を休ませる対策として、有給休暇がなく、毎日オフィス出社を要求している環境下においても、体調不良で勤務する個人を責めるという愚かな対策をしている企業も存在しています。
体調不良の人を安心して休ませる、または出社させないためには、
・急な休みに対応できるだけの人員のバックアップ体制
・給与の保証
・在宅ワークへ対応できる体制
のような、環境を整えることしかないのだと思っています。
個人に不利益を与えて、無理矢理休ませるという考え方は、根本的にマネジメントを理解していない可能性があります。企業側が自己管理シートのように働きかけてくれるのは素晴らしいことだと思います。
メタ認知の高さは働くうえで極めて重要です。自分が求められていることと、それを実行するキャパシティーがあるかどうか、自分の心身の状態はどうか、これらを把握しないまま仕事を進めてしまうと、望んでいた結果が出せないことはあると思います。
企業側での支援も必要だと思いますが、一人ひとりが自分のことをもっと知って管理する姿勢が大切かなと感じました。頑張る事で報われ充実感を得られればバランスを取ることができるので、その環境をいかに人事が設計し作れるかが鍵ですね
そのためには環境、教育、評価と様々な視点からアプローチが必要で人事の役割は本当に重要だけど、いざ具体的に施策を打とうと考えるとなかなか進まないのが悩みです…