アップル初のゴーグル型端末「ビジョン・プロ」来月アメリカで発売 約50万円
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前評判は今ひとつですが、スマホ以来の革新的デバイスであることは間違いないでしょう。スマートグラスはユーザインタフェースの第4世代と考えます。デバイスの普及期はだいたい15年毎に訪れました。
1980年 キーボード IBM PC
1995年 マウス Microsoft Windows
2010年 スマホ Apple iPhone
2025年 スマートグラス Apple VisioPro
それぞれ普及の10年前に初期型が発売されています。
マウスはMacintosh、スマホはPalmやBlackberry、スマートグラスはGoogle Glassです。
遂にスマートグラスの普及期に来たのではないでしょうか。期待している自分がいます。CESのプレス向け開催日に合わせるようにAppleよりVision Proの正式発表がありました。本デバイスはまだ市場浸透/普及を狙っておらず、特定用途に限った調査のような段階だと感じました。とはいえConsumer Electronics(家電)のような一家に一台を目指しているため、ゆくゆくはVision Air、Vision Pro2も登場してくると思います。2月2日にアメリカで発売するそうで、予約注文は1月19日(金)午前5時開始。ストレージ256GBで3,499ドル、付属品は最適なフィット感を実現するSolo Knit BandとDual Loop Bandの他、ライトシール、ライトシールクッション2個、デバイス前面用Apple Vision Proカバー、ポリッシングクロス、バッテリー、USB-C充電ケーブル、USB-C電源アダプタだそうです。記事の中でティムクックは「空間コンピューティングの時代が到来しました。Vision Proは、これまでで最も先進的な家電製品です。その革命的で魔法のようなユーザーインターフェースは、私たちがどのようにつながり、創造し、探求するか再定義するきっかけになるでしょう」と話しています。
◼︎記事全文
https://www.apple.com/newsroom/2024/01/apple-vision-pro-available-in-the-us-on-february-2/スペックなどは専門の方にお任せして、マーケティング視点で見てもかなりチャレンジングなマイルストーンになっています。メタバースなどの言葉を使わず、空間コンピーティング、Spatial computingという言葉、ブランドの普及にこだわっているイメージがあります。iPhone=スマホ、という固有名詞に一時期なっていたのはスマホのマス化をアップルが成し遂げたからです。これにより人類の時間の概念や生活様式に大きな変化が起き、経済だけでなく文化、社会に大きな影響を与えました。今回も期待をせずにはいられないです。