「語彙力」って本当に必要? 伝えるのがうまい人と下手な人の違い
社会人1年目に受けたかった「文章の授業」
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注目のコメント
カッコいい言葉で勘違いしない。
具体的に伝わらないのはもちろんのこと、価値を生んでいると思い込んでしまうのも問題。プロっぽい言葉を並べて仕事した気にならないように。
「Straegic」「戦略的」は典型的な例の1つ。「Straegic Programにより売上拡大します」と言われて内容を確認すると当たり前の営業活動だったりします。確かに『コンサル横文字』は要注意ですね。
商談でマウントを取りたい時や、グローバルに活躍するビジネスマンとの会話であればスマートに聞こえるのかもしれませんが、相手に理解してもらうことが重要な場面では、相手に合わせた言葉選びこそが語彙力なのかもしれません。語彙力には、「ボキャブラリーの豊富さ」と「言葉を適切に使う力」があるという記事。本記事では「言葉を適切に使う」が重要視されている。ただ、これは誰に何を伝えるか?で全く逆の答えになる気がする。
同僚など立場が同じ人に対しては、共通認識が多いので、確かに文中でいう言葉の適切さが重要と言うことに全く異論はない。
一方で、例えばコンサルがクライアントに大胆な決断を促すとか、啓蒙するという場合、適切な言葉だけで人の心は動かないと断言できる。思考を深める段階において、語彙は他の言葉と混ざり合い新たな言葉を生みながら仮説に育っていく。
コンサルのカタカナ用語は意味ないという記事の文脈であるが、抽象的だが熟慮を重ねた思考は曖昧な言葉にしかならない。コンサルがカッコつけてカタカナ言葉を使う部分もあるが、仮説は具体より抽象的な言葉と相性が良いということも影響しているはず。