【最新】NYTが選ぶ「世界を良くするテクノロジー」ベスト5
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技術は諸刃のつるぎである、というのは、繰り返しいわれてきたことですが、AI(音声認識や画像認識を含む)が様々な分野に導入されて、それまで思いもしなかったような急速な進歩を達成する、ということが今後数年間は続きそうです。
2023年に、AIで最も利益を上げたのは、詐欺師か投資家でしょう。
2024年は、AIでつくったフェイクのニュースが画像、動画が、政治を左右し、間接的にではあっても多数の死者を出す年になるでしょう。
こういう悪用も、数年、ことによると数十年は続くでしょう。
AIはあらゆる学術分野に導入されていきます。考古学や歴史学、私がやっているような、宗教関係の古文書を読むような分野でも、間違いなく主要な研究手段になっていきます。
そして、AIは、それぞれの分野で予想外の進歩をもたらすだけではなく、異なるいくつもの分野を結びつけることになります。この記事の、脳神経医学とコンピュータ科学のように。
画像認識と自動車工学、地理学を結びつけるといった分野横断効果は、すでに広く見られています。
こういうシナジー効果の進展とともに、AI自体の飛躍的な進歩(いつまでも大規模言語モデル一本槍、とういうことはないでしょう)が同時並行で進んでいくでしょう。
脳とコンピューターをつなぐ最新インターフェイスで、考えた言葉を出力する速度が劇的にアップした
https://wired.jp/article/brain-implants-that-help-paralyzed-people-speak-just-broke-new-records/ユニークで面白いチョイスですね。
個人的には、③AIが「古代の謎」を解き明かす、が興味深いです。日本でも、くずし文字認識アプリ「古文書カメラ」が開発され、私も時々利用させてもらっています。
https://camera.fuminoha.jp毎年「世界をより良い場所にする」ために貢献しているテクノロジーや開発者に光を当てる、NYT紙の恒例企画。
AIは世界を滅ぼすか、救うかという二極化した議論に陥りがちな昨今、ここではあくまで「いまここ」に焦点を当て、AIがいま何の役に立っているのか、AIを媒介としてどのようなブレークスルーが起きているのかを概観します。AIが古代史研究に活用されているなど、意外な用途にわくわくします。