2040年、クルマの未来：運転は完全自動化され、人は幸福になる

コメント

注目のコメント

• 琴坂 将広

  慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

  ・2015年04月26日

  　マッキンゼーのレポートは近未来予測は確度が高いイメージですが、携帯電話が全く普及しないとか、長期はかなり外すこともあるので割り引く必要がありますね。ファクトベースで議論できるところは強いのですが、インサイトベースのところは特別に強くないイメージ。
  　そのうえで、第一段階の現在は運転者の責任の上で限定的に自動運転するフェーズでもう新型スカイラインとかテスラとか様々な車で実用化されている。
  　第二段階については完全に同意。まずは法益な責任が明確なコントロールされている場所でより普及する。すでに鉱山などでは使われているがそれがもっと普及の場を広げるイメージ。
  　その次の段階が要議論。ここからは社会制度の設計が必要になるので、容易には想像できない。どこかしらの特区や小規模な国が大々的な実験をして成功する可能性は否定しないが、このトランジションはデリケートで難しく、このレポートが言うほど早く普及するとは、私は思わないのが正直なところ。
  　個人的には、かなり車好きなので、運転できない世界では幸福になれません。。。(^_^;)