70代以降も働き続けると、幸せで寿命が延びることが判明
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この記事を読んで、日本では何歳になったら何をやるべきという思い込みがありすぎると感じました。
例えば、定年を超えて働いている人に「まだ仕事をしている」という表現を使いますが、「まだ」は時期を過ぎているのにというニュアンスを含んでいます。
50歳以上でリスキリングが進まないのもこうした社会全体の潜在意識も影響しているのではないかと思います。
「若いほうが活力がある、というのは、若者のほうが世界を探検し、大きな仕事に取りかかり、新しい接触をする機会が多いから」「だけど、人生のどの時点においても、それをまた始めちゃダメってことはないんです」
この自由な発想ってすごく素敵です。働くことは養生になるという側面もあります。『方丈記』の著者・鴨長明は、自分で身の回りのことは自分で行い、どこかに行くものも自分の足で歩きました。それが養生となると言っています。
「いかにいはんや、常に歩き、常に働くは、養性なるべし。なんぞ、いたづらに休み居らん」(鴨長明『方丈記』)
自分のことは自分でやろうとする気概をもつことが、人を健康に長生きさせるのだと思います。