週刊アフリカビジネス676号(2023年12月18日号)

コメント

注目のコメント

• 梅本 優香里

  アフリカビジネスパートナーズ

  ・2023年12月29日

  ヤマハ発動機が2020年に日本人起業家から買収したウガンダのCourieMateがタンザニアに進出しました。Newspicksでよく知られる牧浦さんがガーナで立ち上げたアグリテックのDegasが、これまたよく知られる朝倉さんが立ち上げたアニマルスピリッツやGlobal Catalyst Partners、博報堂DYベンチャーズなどから6億7,000万円のエクイティーと、既存株主からの3億円のデットを調達しました。ケニアでUberなどの車両に融資するHakki Africaも追加で3億2,000万円を調達し、シリーズ合計調達額を19億1,000万円としました。今週はアフリカの日系スタートアップのニュースを多くとりあげています。
  
  アフリカにおける日系スタートアップの調達ラウンド毎の調達額が、10億円規模に達してきました。累積調達額でみると、Hakki Africaは累積調達額は21億8,000万円、Degasは約22億円です。日系スタートアップの累積調達額では、前述のヤマハ発動機のCourieMateの提携先である、タンザニアのオフグリッドスタートアップWasshaが最も多く、DegasとHakki Africaがこれに続く第2グループを形成しています。バリュエーションもほぼ同様だと推測されます。