SaaS管理が情シスに“刺さる”背景 freeeが買収した「Bundle」の戦い方は
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freeeが「Bundle」を運営するWhy社を買収した2023年4月19日の適時開示情報を見ると、Why社の2022年3月期売上高が100万円とほぼ収益が上がっていない中で、概算11億円で株式取得を行っています。
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08692/f119178c/5b0e/4b35/8255/0203c2faa971/140120230419549560.pdf
統合型バックオフィスシステムでライバルとなるマネーフォワードとの競争観点や、先行するジョーシスなどが急成長していることなどから、実績が上がっていない(もしくは2023年3月期に急成長していたかも知れませんが)中でも、自社で1から立ち上げるよりは、という判断が下ったものとみています。昔であれば社内で開発されていたオリジナルな情報システムが、品質およびコストの観点から、どんどんSaaSが利用される不可逆な流れになっていると認識をしています。
併せて雇用の流動性が高まっており、ID単位の利用立ち上げおよび解約業務が煩雑になるのは普遍的な課題なので、効率化サービスが普及するのは必然で、利用されるのが当然になっていくはずです。ID管理はSaaSに限らず頭の痛い問題ですね。
正社員に限らず、派遣社員や契約社員、外注契約でプロジェクト参加する社員、さらにはお客様など、多様なIDが混在しています。これをうまく解決できるプロダクトなら本当にありがたいですね。