注文激増のわけは、作り手のセンス磨きにあった
NewsPicks +d編集部
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料理に添えるつまものだからこそ、洗練されたセンスが重要。そのセンスを身につけるために、横石さんが自腹で高級料理を食べ歩いたり、料理人に教えを請うなど、涙ぐましい努力を重ねた結果、いろどりは設立後急成長を遂げることになります。
いろどりの成功をみた競合他社も数多く登場しましたが、現在はそのほとんどが残っていないそうです。ほかに真似ができなかったのは、生産者である農家の女性たちが「センス」を身につけ、「売上を伸ばしたい」というモチベーションを高める仕組みづくりでした。そして、その根底にあるのは、ビジネスの主役もまちづくりの主役も「人」という横石さんの揺るぎない信念だったのです。