“プーチン大統領が停戦に向けた協議に関心示している” 米紙
NHKニュース
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注目のコメント
よく引き合いに出される歴史の教訓は、戦前のナチスドイツのチェコ併合です。当時の覇権国だった英国が黙認したことで、ナチスドイツはさらにポーランドなどへと侵略を拡大しました。特に今回は、中国が「ヤリ得」をどう認識するかです。英国と米国で少し見方が割れ始めていると思います。
ウクライナの反転攻勢が不調に終わり、米議会もねじれ、西側諸国の2年にも及ぶ戦争への援助疲れも見えてきています。イスラエル、ハマスの紛争への関心の分散、ゼレンスキー大統領の支持率低下など戦況は厳しい。
ロシアは、西側諸国との経済活動が停止しても中国、インド、中東など迂回でビジネスも継続しており、経済疲弊が起こっていない今、完全にイニシアチブをとっているなと思います。
来年秋のアメリカの大統領戦もあり、戦況が劇的に変わることが難しい中で、プーチンは揺さぶりに出ていると言ったところですね。完全に足元を見透かしています。
戦い続けることも厳しい、和解も未来に遺恨を残す。難しい決断ですが、世界のリーダー不在の中、どう収めるのか、分断が進み、地政学リスクが高まるはかりの世界においてどう解決していくのか、気がかりです。プーチン大統領が自分から停戦に向かた協議について話をするのは、主導権を握っているという自負からだと思います。
このままロシアのペースで話が進んでしまうのでしょうか。
早く平和が訪れて欲しいですが、将来に禍根を残す終結にならないことを祈ります。